姿勢不良は、
・環境(机や椅子の高さ)
・筋力低下
・関節の柔らかさ
が重なることで定着しやすくなります。
特に高身長の方は、日常環境の影響を受けやすいため、身体の使い方と筋力バランスの見直しが重要になります。
この症例は、「姿勢は意識だけでなく、身体の機能を整えることで自然に改善する」ことを示しています。
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本日は、『高身長による姿勢の崩れと猫背・巻き肩の大学生|滋賀県20代男性』の実例をご紹介します。
「姿勢を良くしようとしても、すぐ戻ってしまう」
「机や椅子が合わなくて、どうしても前かがみになる」
特に身長が高い方は、日常環境とのミスマッチによって無意識に姿勢が崩れやすくなります。そこに運動量の低下が重なると、姿勢を支える筋力が不足し、不良姿勢が定着してしまうことがあります。
今回は、高身長による環境要因と筋力低下が重なり、姿勢の崩れを感じて来院された20代男性の症例をご紹介します。
滋賀県在住の20代男性。
ご両親の紹介で当院へご来院されました。
大学生で、日常的に勉強時間が長く、机や椅子のサイズが身体に合っていないことから、自然と前かがみの姿勢になりやすい環境にあります。
「巻き肩や猫背、ストレートネックが気になる」というお悩みがあり、姿勢を改善したいという目的で来院されました。
学生時代は陸上部に所属し、日常的に身体を動かしていたため気にならなかったものの、大学に入って運動習慣がなくなってから、姿勢の崩れを強く感じるようになったとのことでした。
現在は実家に帰省するタイミングで通院したいと考えておられます。
身体の評価では、全身の関節が柔らかく、姿勢を保持するための筋力が不足している状態が確認されました。
関節が柔らかいタイプは、可動域はあるものの安定性が低く、正しい姿勢を維持するためにはより筋力が必要になります。
さらに、
・猫背
・巻き肩
・ストレートネック
といった典型的な不良姿勢が見られました。
高身長により机や椅子の高さが合わず、日常的に前傾姿勢を取る時間が長くなっていることも、姿勢の崩れを助長していました。
加えて、運動習慣の低下により体幹や背部の支持筋が弱くなり、「姿勢を正そうとしても維持できない」状態になっていたと考えられます。
このケースでは、姿勢を「整える」と「維持する」両方のアプローチを行いました。
まず、頚肩部や背部の筋緊張を緩和し、胸椎の可動性を改善。そのうえで、骨盤と脊椎のバランスを整え、自然に良い姿勢が取りやすい状態を作りました。
特に意識したのは、
・胸椎の可動性向上
・肩甲骨のポジション調整
・頭部前方姿勢の改善
です。
さらに、姿勢を維持するために必要な体幹や背部の使い方、日常生活での姿勢意識のポイントもお伝えしました。
施術後は背中が自然に伸び、肩の位置が後方へ戻りやすくなりました。
「立っているときが楽」
「無理に頑張らなくても姿勢が良くなっている感じがする」
と変化を実感されていました。
\ 姿勢でのお悩み /
美しくかっこいい姿勢。