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本日は、長時間のデスクワークによる「肩こり」と「背中の張り感」に悩まれてご来院された会社員の症例をご紹介します。同じように日常的なパソコン作業や会議が多い方に参考になる内容です。
患者様は「肩こりと背中の張りが強く続いており、マッサージに通っても効果が長続きしない」とのお悩みを抱えて来院されました。日々の業務で長時間パソコンを使用されることが多く、姿勢の乱れも自覚しているとのことです。以前、鍼治療を受けて効果を実感された経験があり、「整体とあわせて鍼治療も取り入れて根本的に改善したい」とご希望されました。
施術前のお写真では、頭が前方に突き出す「ストレートネック」傾向がみられ、肩から背中にかけての筋緊張が強い状態でした。肩甲骨が正しい位置より外に広がり、胸が閉じてしまっているため、呼吸の浅さや背中のだるさにもつながっていると考えられます。
写真の通り、首から背中にかけて重心が左側に偏っており、左右差がはっきり見られます。特に肩甲骨まわりの筋肉バランスが崩れているため、寝違え後に強い痛みが出やすい状態でした。
初回は整体による骨格と筋肉のバランス調整を行い、肩甲骨と胸郭の動きを改善。さらに鍼治療で首から背中にかけての深層筋へアプローチし、血流改善と筋肉の硬さを取り除く施術を実施しました。
施術後のお写真では、背筋が自然と伸び、頭の位置も体の中心に戻っています。患者様も「呼吸がしやすくなった」「肩と背中がスッと軽くなった」と変化を実感されました。
初期は週1回を目安に施術を継続し、肩こり・背中の張りを繰り返さない状態を目指します。あわせてご自宅でもできる簡単なストレッチや座り方の工夫をアドバイスし、デスクワークによる姿勢の崩れを予防していきます。
肩こりや背中の張りは、デスクワークに従事する方にとって避けにくい症状ですが、整体と鍼治療を組み合わせることで根本から改善できます。「仕事が忙しくて肩こりが慢性化している」「マッサージではすぐ戻ってしまう」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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