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本日は、『走り出しの踵の痛みと股関節の違和感はなぜ起きるのか?熊本県20代男性の自衛隊員』の実例をご紹介します。
「走り出すと踵が痛いけど、動いているうちにマシになる」
「股関節が鳴るけど、とりあえず動けるから様子を見ている」
こうした症状は、使いすぎや疲労として見過ごされがちですが、実際には身体のバランスや衝撃の逃がし方に問題があるケースが多く見られます。特に負荷の高い環境では、小さな崩れが積み重なり、複数の部位に症状として現れてきます。
今回は、踵の痛み・股関節の違和感・首の動きの制限が同時に出ていた20代男性のケースです。
来院時の背景とお悩み
熊本県上益城郡にお住まいの20代男性。
自衛隊員として日々訓練を行っており、平日は常に身体を動かしている状態です。
来院時は近隣のホテルに宿泊されており、Googleマップで整体を検索し当院へご来院されました。
訓練では約30キロの装具を身につけた状態で走行や動作を行うことも多く、身体への負担はかなり強い環境にあります。
症状としては、歩き始めや走り始めに左の踵に痛みが出るものの、動き続けると軽減。
加えて、左右の股関節にクリック音があり、特に左股関節は起床時に痛みが出る状態でした。
さらに、首の動きにも制限があり、後ろに反らすと詰まるような痛みを感じているとのことでした。
身体評価と原因の考察
状態を確認すると、局所ではなく全身に共通する特徴が見られました。
・両側の偏平足による足部の衝撃吸収低下
・左下腿の柔軟性低下
・股関節の可動性低下と左右差
・ストレートネックと巻き肩、猫背の強さ
・頚部の可動域制限
この状態から考えられるのは、足部で吸収できなかった衝撃を股関節が受け続けている構造です。
本来、歩行や走行時の衝撃は足部で分散されます。
しかし偏平足の影響でその機能が弱くなると、衝撃はそのまま上へ伝わり、股関節に負担が集中します。
その結果、股関節の動きに引っかかりやクリック音が生じ、さらに繰り返しの負荷によって痛みとして現れていました。
また、左踵の痛みについては、下腿の柔軟性低下によりアキレス腱の牽引ストレスが強くなり、踵部への負担として出ていた状態です。
さらに、首の問題も無関係ではありません。
姿勢の崩れによって全身の連動性が低下し、衝撃を分散できない身体になっていたことが、複数の症状につながっていました。
施術方針と内容
施術では、それぞれの症状に個別対応するのではなく、「衝撃を逃がせる身体を作ること」を目的としました。
まず、足部から下腿にかけての柔軟性を改善し、踵への牽引ストレスを軽減。
同時に股関節の可動域を確保し、衝撃を受け止めるのではなく流せる状態へ調整しました。
さらに、骨盤から体幹、背骨の動きを引き出し、全身が連動して動く状態を作ることで、特定の部位に負担が集中しないよう整えています。
首に関しても、局所的な調整ではなく、姿勢全体を見直すことで自然に負担が減る状態へ導きました。
重要なのは、痛みを取ることではなく、負担のかかり方そのものを変えることです。
施術後の変化
施術後は、歩き始めの左踵の痛みが軽減し、足をついたときの違和感が和らいだとのことでした。
股関節の動きもスムーズになり、クリック音の頻度が減少。
首の可動域も改善し、後ろに反らした際の詰まり感も軽減しています。
「身体が軽く感じる」
「動き出しが楽になった」
といった変化を実感されていました。
まとめ|しびれでお悩みの皆様へ
複数の部位に症状が出ている場合、それぞれを別の問題として捉えてしまいがちですが、実際には一つの原因からつながっていることが少なくありません。
特に、強い負荷がかかる環境では、小さな崩れが全身に波及しやすくなります。
踵の痛み
股関節の違和感
首の動きの悪さ
これらはすべて、身体の使い方や衝撃の分散がうまくいっていないサインです。
同じように、運動や仕事で身体に負担がかかっている方は、症状が出ている部分だけでなく、全身のバランスや動きを見直すことが、結果的にパフォーマンス向上とケガの予防につながっていきます。
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