本日は、『ゴルフスイングで胸郭が詰まる感覚|門真市・60代男性の可動域改善ケース』の実例をご紹介します。
「スイングすると胸のあたりが窮屈に感じる」「股関節も思うように動いていない気がする」そう話してくださったのは、門真市在住の60代男性。インスタグラムの広告をきっかけに当院を知り、ご来院されました。
自営業を営みながら、毎日1時間は自宅でゴルフの練習を欠かさないほど熱心な方です。現在は大きな痛みはないものの、スイング時に胸が詰まるような感覚があり、体を回しているつもりでも「思ったほど動いていない」感覚が続いていました。「ゴルフのパフォーマンスをもっと上げたい」「全身の可動域を改善して、気持ちよく振れる体になりたい」そう考え、根本から体を見直すために来院されました。過去には腰椎分離症の既往があり、「今は問題ないが、また腰を痛めるのは避けたい」という将来的な不安も抱えておられました。
身体を評価すると、脊椎の生理的なカーブが少なく、全体にストレートな状態でした。胸郭の広がりも乏しく、体幹を回旋した際に途中で動きが止まってしまいます。さらに、股関節の内旋・外旋可動域が狭く、上半身と下半身が“別々に動く”ような身体の使い方になっていました。脊椎がストレートで、分離症の既往があることで、腰背部の筋肉は常に「守る」方向に緊張しやすくなります。その結果、体幹の回旋がスムーズに伝わらず、胸郭と股関節が連動しにくい状態が続いていました。そのため、本人は体を回しているつもりでも、実際には部分的にしか動いておらず、胸が詰まる感覚や股関節の使いにくさ、スイング時のエネルギーロスにつながっていたと考えられます。
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このケースでは、「痛みを取るための整体」ではなく、「ゴルフのために使える体を作る整体」という視点を重視しました。胸郭の可動性を回復し、脊椎全体の連動を取り戻しながら、腰背部の過緊張を解除。さらに、股関節が体幹の動きと自然につながるよう調整を行い、スイングの力が途中で途切れない体づくりを目指しました。あわせて、ご自宅での練習前後に行える簡単なセルフケアや、回旋を邪魔しない体の使い方もお伝えしています。
施術後には、体を回したときの詰まり感が軽減し、胸が開きやすくなった感覚や、股関節の動きがスムーズになった実感が得られました。「今までより、上半身と下半身が一緒に動く感じがします」という言葉が、とても印象的でした。
ゴルフの伸び悩みは、年齢や筋力、練習量だけで決まるものではありません。多くの場合、脊椎の硬さや胸郭・股関節の可動性、そして“力が抜けない体の構造”が、スイングの上限を決めてしまっています。毎日練習しているからこそ、「動ける体」を手に入れた瞬間、スイングは軽くなり、再現性が上がり、ケガのリスクも下がっていきます。ゴルフ整体とは、痛みが出てから通うものではなく、パフォーマンスを底上げするために使うもの。この症例は、その本質をよく表しています。
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