姿勢が気になる方ほど、
・胸を張る
・腰を反らす
・背筋を伸ばす
と“頑張って”整えようとしがちです。
しかし実際には、
・首が前に出たまま
・肩が内に入ったまま
・骨盤が不安定なまま
その上で無理に形だけ整えることで、反り腰や左右差はさらに強調されていきます。「歪んでいるから頑張る」のではなく、「頑張らなくても整う身体を作る」。この症例は、姿勢改善の本質が“力を抜ける身体”を作ることにあるということを教えてくれる実例です。
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本日は、『反り腰と巻き肩がつくる「歪み感」|中央区20代女性ネイリストの姿勢トラブルの実例』をご紹介します。
「まっすぐ立っているつもりなのに、どこか歪んでいる気がする」「歩くと、左足だけ長いように感じる」「背中や腰が、ふとしたときに痛くなる」そんな“言葉にしづらい違和感”を抱えながら過ごしていた、大阪市中央区在住・20代女性のケースです。
職業はネイリスト。1日を通して座ったまま、前かがみで下を見る姿勢が続く仕事です。運動は月に1回ジムに行く程度、リフレッシュとして月1回マッサージにも通われています。
5年前には整体に3ヶ月通った経験がありましたが、最近になって再び、
・身体の歪みが気になる
・歩くと左足が長いように感じる
・背中が重だるくなることがある
・長時間立つと腰が痛む
といった違和感が強くなり、「今度こそ根本から整えたい」と思い、当院へご来院されました。
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姿勢を確認すると、職業柄の影響もあり、
・ストレートネック傾向
・強い巻き肩
・骨盤と背骨の歪み
・仙腸関節のゆるみとズレ
・立位時に反り腰が強調される
といった特徴がみられました。
ご本人は「姿勢を良くしよう」と意識するほど、胸を張るように腰を反らせてしまう癖があり、結果として反り腰が固定されていました。
この状態では、
・首は前へ
・肩は内側へ
・腰は過剰に反る
・骨盤は安定せず
というアンバランスな配列になりやすく、左右の荷重差が生まれます。
そのため、「左足が長い気がする」という感覚が生じ、歩行時の違和感や、背部・腰部の痛みにつながっていました。単に“歪んでいる”のではなく、「良い姿勢を取ろうとする意識」が、かえって歪みを強めてしまっている状態でした。
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このケースで大切なのは、
・無理に“良い姿勢”を作らせない
・自然に立てる身体へ戻す
ということです。
施術では、
・骨盤と仙腸関節の安定化
・脊椎全体の配列調整
・巻き肩へのアプローチ
・ストレートネックによる前方偏位の修正
・反り腰を助長している筋緊張の緩和
を軸に、「力まなくても整う姿勢」を作ることを目的に進めました。
あわせて、
・施術後に崩れにくい座り方
・“頑張らない”姿勢の作り方
・仕事中にできる簡単なリセット動作
をお伝えし、日常で歪みを再生産しない環境づくりも行っています。
施術後は、
・立ったときに腰を反らさなくても安定する
・肩の力が抜けやすくなる
・左右の足の“長さの違和感”が軽減する
といった変化がみられました。
「力を入れていないのに、自然に立てている感じがする」と、“姿勢を作る”から“姿勢に戻る”感覚への変化を実感されています。
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