在宅ワークによる不調は、単なる「運動不足」ではなく、
・骨盤後傾
・猫背姿勢
・肩甲骨の固定化
・長時間同一姿勢
が重なることで起こります。肩のクリック音や前腕の張りは、局所の問題だけではなく、姿勢全体の乱れが背景にあることが多いです。この症例は、姿勢を整えることで、全身のコリや肩の違和感が同時に改善していくことを示しています。慢性的な疲労や肩の不調でお悩みの方は、全身バランスから見直すことが重要です。
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本日は、『肩のクリック音と全身のコリにお悩み20代女性デザイナー|大阪府東大阪市・自営業』の症例をご紹介します。
「肩を動かすとカクッと音が鳴る」「身体がガチガチで、どこが悪いのか分からない」在宅ワークが中心の生活では、運動不足と姿勢不良が重なり、首・肩・背中・腰だけでなく、前腕まで強く張ってくることがあります。特にデザイナーなどPC作業が長時間続く職種では、上半身全体が過緊張状態になりやすい傾向があります。今回は、左肩のクリック音と全身のコリをきっかけに来院された20代女性のケースをご紹介します。
大阪府東大阪市在住の20代女性。自営業でデザイナーとして活動されており、終日在宅でパソコン作業を行う生活を送っていました。四ツ橋へネイルに行く予定があり、その帰りにホットペッパーで整体を検索。当院を見つけ、そのままご来院されました。左肩を動かすとクリック音が鳴ることが気になっており、加えて頚肩部から腰背部までの強いコリ感、両前腕部の張り感も自覚されていました。キックボクシングジムには契約しているものの、仕事が忙しく月1~3回程度、まったく行けない月もあるとのことでした。
姿勢を確認すると、床に座ったまま長時間作業を行う影響で、
・骨盤後傾
・胸腰椎の強い後弯
・ストレートネック
・巻き肩
といった典型的な不良姿勢が定着していました。
この姿勢では、肩甲骨が外に開き、肩関節の動きがスムーズに行われにくくなります。その結果、左肩のクリック音が発生しやすい状態になっていました。また、前腕の張りは、マウスやキーボード操作による過使用と、肩・首からの連動不良が重なったことが原因と考えられます。
上半身全体が常に緊張しているため、
・頚肩部の慢性コリ
・腰背部の張り感
・前腕の過緊張
が同時に起こっていました。
3ヶ月前に鍼灸院へ通われたものの、姿勢や骨格バランスまで整える施術ではなかったため、大きな変化を感じられなかった可能性があります。
このケースでは、「肩だけ」「首だけ」といった局所施術ではなく、姿勢の土台から整える方針で施術を行いました。まず、頚肩部から背部・腰部にかけての過緊張を緩め、身体をリセット。そのうえで、骨盤と脊椎のバランスを整え、胸郭と肩甲骨の動きを改善しました。
特に、
・肩甲骨の可動性向上
・胸椎の伸展可動域改善
・骨盤後傾の修正
を重視しています。さらに、前腕の筋緊張も丁寧に緩め、肩から手までの連動性を回復させました。自宅でできる姿勢の見直しや、床座りを減らす工夫、簡単なエクササイズも指導し、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
施術後は、上半身の軽さが明らかに変化し、肩の動きがスムーズになりました。「肩の音が気にならなくなりました」「身体がすごく軽いです」と、ご本人もはっきりとした変化を実感されていました。前腕の張り感も軽減し、PC作業中の疲労感が少なくなった様子でした。今後は定期的なケアと姿勢改善を継続しながら、肩関節の安定性を高めていく予定です。
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