「鏡で見ると猫背がひどくなった気がする」
「腰が丸まって背筋が伸びない」
「下っ腹がポッコリ出てきた」
こうした悩みの背景には、骨盤が後ろに傾く「骨盤後傾」という姿勢の問題が隠れているかもしれません。
骨盤後傾は、長時間のデスクワークや運動不足が続くと誰にでも起こりうる姿勢の崩れです。実際、大阪心斎橋のグレフル鍼灸接骨院 整体院 心斎橋にも、腰痛や猫背を訴えて来院される人の多くに骨盤後傾の傾向が見られます。
本ページでは、そんな骨盤後傾について、原因から改善トレーニング、日常生活での予防法まで、当院がわかりやすく解説させていただきます。最後までご覧いただき、お悩み解消にお役立てください。
目次

骨盤後傾とは、その名前のとおり「骨盤が通常よりも後ろに傾いた状態」を指します。
正常な骨盤は、立った姿勢でやや前傾していることで、背骨のS字カーブを保ち、上半身の重みを効率よく分散しています。しかし骨盤が後傾すると、このS字カーブが失われ、背骨全体が丸まった姿勢になりやすくなります。
骨盤後傾の状態では、腰椎が本来持つ前弯(前に反るカーブ)が減少し、背中全体が丸まって猫背になります。また、骨盤が後ろに引けるため、下腹部が前に出る独特の姿勢になり、見た目の印象にも影響します。
デスクワークで長時間椅子に座っていると、骨盤は自然と後ろに傾きやすく、その状態が習慣化すると立っている時も骨盤が後傾したままになるのです。
骨盤の傾きは全身の姿勢に連鎖的な影響を及ぼします。骨盤が後傾すると、その上に乗る背骨も連動して丸まり、肩が前に出て巻き肩になります。さらに、頭が前に突き出るストレートネックにもつながり、首や肩のこり、頭痛といった症状を引き起こすこともあります。

骨盤後傾の主な原因は以下のとおりです。
以下でくわしく解説していきます。
長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活習慣は、骨盤後傾の最も大きな原因のひとつです。
椅子に座った状態では、骨盤は自然と後ろに傾きやすく、長時間この姿勢が続くと骨盤を正しい位置に保つ筋肉が弱くなってしまいます。
特にパソコン作業では、画面に集中するあまり背中が丸まり、骨盤が後傾したまま固まってしまいます。1日8時間以上座っている人は、立っている時も無意識に骨盤が後傾した姿勢をとりやすくなり、筋肉の使い方にもクセがついてしまいます。
当院でも、デスクワーク中心の仕事をしている人ほど骨盤後傾の傾向が強く見られます。通勤で車を使う、自宅でもソファに座ってスマホを見るなど、座る時間が長い生活スタイル全般が骨盤後傾を助長します。立つ・歩く時間を意識的に増やすことが、骨盤の傾きを整える第一歩になります。
骨盤後傾の原因は、腹筋群の過緊張とハムストリングスの短縮にもあります。
腹筋群は骨盤を後ろに引く作用があり、この筋肉が過度に緊張すると骨盤が後傾しやすくなります。
特に腹直筋(いわゆるシックスパック)が常に力んだ状態になっていると、骨盤は後方に引っ張られ続けます。一方、太ももの裏側にあるハムストリングスも骨盤を後傾させる筋肉です。座りっぱなしの生活が続くと、ハムストリングスは縮んだまま固まり、柔軟性を失います。このため立ち上がった時も骨盤が後ろに引っ張られ、後傾姿勢が定着してしまうのです。
当院では、腹筋とハムストリングスの緊張をほぐす施術を行うほか、逆に弱くなった筋肉を鍛えるトレーニング指導も行っています。筋肉のバランスを整えることが、骨盤の正しい傾きを取り戻すポイントになります。
股関節の柔軟性低下と筋力バランスの乱れも、骨盤後傾を引き起こす大きな要因です。
股関節は骨盤と直接つながっており、股関節の動きが悪くなると骨盤の傾きにも影響が出ます。
特に腸腰筋(股関節を曲げる筋肉)や臀筋群(お尻の筋肉)が弱くなると、骨盤を正しい位置に保つ力が低下します。腸腰筋は骨盤を前傾させる働きがあり、この筋肉が弱いと骨盤は後ろに傾きやすくなります。また臀筋群も骨盤を支える重要な筋肉ですが、座りっぱなしの生活ではほとんど使われず、次第に筋力が落ちてしまいます。
股関節周りの筋肉が硬くなると可動域も狭くなり、歩く・しゃがむといった日常動作でも骨盤が正しく動かなくなります。柔軟性と筋力の両方をバランスよく保つことが、骨盤後傾の改善には欠かせません。

骨盤後傾が引き起こす体への影響は以下のとおりです。
以下でくわしく解説していきます。
骨盤後傾は腰痛や背中の張りを引き起こすリスクを高めます。
骨盤が後ろに傾くと、腰椎の前弯が減少し、背骨全体が丸まった状態になります。この姿勢では腰や背中の筋肉に常に負担がかかり、筋肉の緊張が慢性化してしまいます。
特に座っている時は上半身の重みが腰椎に集中し、椎間板への圧力も高まります。長時間同じ姿勢を続けると、腰の筋肉が疲労して痛みを感じるようになります。また骨盤が後傾すると背中の筋肉も引き伸ばされた状態が続き、張りやこりを感じやすくなります。
当院には腰痛や背中の張りを訴えて来院される人が多くいますが、その多くに骨盤後傾が見られます。骨盤の傾きを整えることで、腰や背中への負担を軽減することが期待できます。
猫背や巻き肩など姿勢の崩れは、骨盤後傾がもたらす代表的な影響です。
骨盤が後ろに傾くと、その上に乗る背骨も連動して丸まり、猫背の姿勢になります。
猫背になると、バランスを取るために肩が前に出て巻き肩になります。さらに頭が前に突き出るストレートネックにもつながり、首や肩のこり、頭痛といった症状を引き起こすこともあります。骨盤後傾は全身の姿勢を連鎖的に崩し、見た目の印象だけでなく身体の機能にも悪影響を及ぼすのです。
姿勢の崩れは呼吸にも影響します。猫背では胸が圧迫されて深い呼吸がしづらくなり、酸素の取り込みが減って疲れやすくなります。骨盤を正しい位置に戻すことで、姿勢全体が改善され、呼吸のしやすさも変わってきます。
下半身のむくみや冷えへの影響も、骨盤後傾がもたらす不調のひとつです。
骨盤が後傾すると、股関節周りの筋肉がうまく使われず、下半身の血流やリンパの流れが滞りやすくなります。
特に臀筋群やハムストリングスが硬くなると、下半身への血液循環が悪くなり、足のむくみや冷えを感じやすくなります。骨盤後傾の姿勢では歩く時も股関節が十分に動かないため、ふくらはぎのポンプ機能が働きにくく、むくみが慢性化することもあります。
また骨盤周りの筋肉が緊張すると、下半身への神経伝達も阻害され、冷えやしびれといった症状につながる場合もあります。骨盤の傾きを整え、股関節の動きを改善することで、下半身の循環も改善されることが期待できます。
骨盤後傾を改善するための効果的なストレッチは以下のとおりです。
以下でくわしく解説していきます。
ハムストリングスのストレッチは、骨盤後傾を改善するための基本的なストレッチです。ハムストリングスは太もも裏の筋肉で、この筋肉が硬いと骨盤を後ろに引っ張ってしまい骨盤後傾につながってしまうため定期的なストレッチが必要です。
伸ばされる筋肉: メイン:ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋) サブ:腓腹筋
難易度: 低い
回数・セット数: 左右各30秒×2セット
腸腰筋を伸ばすヒップフレクサーストレッチは、骨盤を前傾させる筋肉の柔軟性を高め、骨盤の傾きを整えるストレッチです。腸腰筋は座りっぱなしで硬くなりやすく、定期的に伸ばすことが大切です。
伸ばされる筋肉: メイン:腸腰筋(大腰筋・腸骨筋) サブ:大腿直筋
難易度: 普通
回数・セット数: 左右各30秒×2セット
臀筋群をほぐすストレッチは、お尻の筋肉の緊張をほぐし、骨盤の動きをスムーズにするストレッチです。座りっぱなしでお尻の筋肉が硬くなると、骨盤後傾を助長してしまいます。
伸ばされる筋肉: メイン:大臀筋・中臀筋 サブ:梨状筋
難易度: 普通
回数・セット数: 左右各30秒×2セット
骨盤後傾を改善する筋力トレーニングを紹介します。
以下でくわしく解説していきます。
腸腰筋を鍛えるレッグレイズは、骨盤を前傾させる筋肉を強化し、骨盤の正しい位置をキープする力をつけるトレーニングです。腸腰筋が弱いと骨盤は後ろに傾きやすくなります。
鍛えられる筋肉: メイン:腸腰筋 サブ:腹直筋下部
難易度: 普通
回数・セット数: 10回×3セット
脊柱起立筋を強化するバックエクステンションは、背骨を支える筋肉を鍛え、正しい姿勢を保つ力をつけるトレーニングです。脊柱起立筋が弱いと背中が丸まり、骨盤後傾が悪化します。
鍛えられる筋肉: メイン:脊柱起立筋 サブ:広背筋・大臀筋
難易度: 低い
回数・セット数: 12回×3セット
臀筋群を鍛えるヒップリフトは、お尻の筋肉を強化し、骨盤を安定させるトレーニングです。臀筋群は骨盤を支える重要な筋肉で、ここが弱いと骨盤後傾を引き起こします。
鍛えられる筋肉: メイン:大臀筋 サブ:ハムストリングス・脊柱起立筋
難易度: 低い
回数・セット数: 15回×3セット
座り方の見直しと正しい椅子の高さ調整は、骨盤後傾予防の基本です。
椅子に座る時は、骨盤を立てて座ることを意識しましょう。お尻を背もたれに密着させ、坐骨(お尻の骨)で座面を押すようなイメージで座ると、骨盤が後ろに傾きにくくなります。
椅子の高さは、足裏が床にしっかりつき、膝が90度になる高さが理想的です。椅子が高すぎると足が浮いて骨盤が不安定になり、低すぎると膝が上がって骨盤が後傾しやすくなります。また座面の奥行きが深すぎる椅子は、背もたれに寄りかかると骨盤が後傾するため、クッションなどで調整しましょう。
長時間座る場合は、30分に1回は立ち上がって歩く、背伸びをするなど、こまめに姿勢を変えることも大切です。当院では、職場環境に合わせた座り方のアドバイスも行っています。
立ち姿勢でのポイントと重心の置き方を意識することも、骨盤後傾予防につながります。
立つ時は、耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になるよう意識しましょう。骨盤が後ろに傾いていると、この一直線が崩れてバランスが悪くなります。
重心はかかとではなく、足裏全体で支えるイメージを持つことが大切です。かかと重心になると骨盤が後ろに引け、後傾しやすくなります。足裏の前後左右に均等に体重を乗せ、土踏まずのアーチを意識すると、自然と骨盤が立った姿勢になります。
また立っている時に片足に体重をかけるクセがあると、骨盤の歪みにつながります。両足に均等に体重を乗せることを意識し、長時間同じ姿勢で立つ時は時々足踏みをするなど、動きを取り入れましょう。
歩行時の意識と股関節の使い方を見直すことで、骨盤後傾を予防できます。
歩く時は、股関節から脚を前に出すイメージで歩くことが大切です。膝だけで歩くと股関節が十分に動かず、骨盤が後傾したまま固まってしまいます。
かかとから着地し、つま先で蹴り出すように歩くと、股関節が自然に動き、骨盤周りの筋肉もバランスよく使われます。また歩幅は大きめにすることで、股関節の可動域が広がり、腸腰筋や臀筋群がしっかり働きます。小股で歩くクセがあると、股関節の動きが小さくなり、骨盤後傾を助長してしまいます。
歩く時は背筋を伸ばし、視線をやや前方に向けることも大切です。下を向いて歩くと背中が丸まり、骨盤も後傾しやすくなります。日常の歩き方を少し意識するだけで、骨盤の傾きを整える効果が期待できます。

骨盤後傾でお悩みなら大阪心斎橋のグレフル鍼灸整骨院整体院心斎橋へお任せください!
当院では、まず姿勢分析や筋肉の状態チェックを行い、骨盤がどの程度後傾しているか、どの筋肉が原因になっているかを見極めます。
施術では、骨盤周りの硬くなった筋肉をほぐし、関節の動きを改善していきます。特に腸腰筋やハムストリングス、臀筋群といった骨盤の傾きに関わる筋肉にアプローチし、柔軟性を取り戻すことで骨盤が正しい位置に戻りやすくなります。また骨盤矯正の手技を用いて、骨盤のバランスを整えることもできます。
施術だけでなく、自宅でできるストレッチや筋トレの指導も行います。骨盤後傾の改善には、日常生活での姿勢の意識や継続的なトレーニングが欠かせません。当院では、来院された人の生活スタイルや身体の状態に合わせて、無理なく続けられる改善プログラムを提案しています。一人で悩まず、専門家のサポートを受けることで、より効率的に骨盤後傾を改善できます。
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