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毎日ストレッチしているのに腰痛が悪化するのはなぜ?介助動作で痛む40代男性介護士2026.5.14

 

本日は、『毎日ストレッチしているのに腰痛が悪化するのはなぜ?介助動作で痛む40代男性介護士』の実例をご紹介します。

 

「毎日ストレッチしているのに腰が痛い」
「むしろ動くたびに悪化している気がする」

こうした腰痛は、ケア不足ではなく“身体の使い方や支える力の低下”によって起こっていることがあります。特に負担の大きい仕事をされている方ほど、ケアだけでは追いつかず、痛みが出やすい状態になることも少なくありません。

今回は、日常的にセルフケアを行っているにもかかわらず、急性の腰痛を発症した40代男性のケースです。

 

来院時の背景とお悩み

大阪市北区にお住まいの40代男性。
介護士として働いており、日常的に介助動作など身体に負担のかかる業務を行っています。

WEBで「腰痛 骨盤ゆがみ」と検索し、当院のホームページをご覧になってご来院されました。

3日前、仕事中に腰にピキッとした痛みが出現し、その後から歩行や階段の昇降、起き上がりや立ち上がりなど、日常動作のほとんどで痛みを感じる状態に。

さらに、介助動作の際にも腰への負担が強く、仕事への影響も出ている状況でした。

普段からセルフケアとして毎日2時間ほどストレッチを行っているにもかかわらず、起床時から腰痛を感じることも多く、「このまま悪化するのではないか」という不安を抱えておられました。

 

身体評価と原因の考察

状態を確認すると、腰だけでなく全身に負担が集中する要因が見られました。

・頭部前方姿勢
・巻き肩と猫背
・腰椎後弯
・骨盤の右上がりと左回旋
・臀部筋力の低下
・下半身の支持力不足

この状態では、本来下半身で支えるべき負担を腰で代償する形になり、常に腰にストレスがかかり続けます。

特に臀部の筋力低下が大きく、支える力が不足しているため、どれだけストレッチを行っても負担のかかり方が変わらず、痛みを繰り返してしまう状態でした。

また、骨盤の歪みによって左側へ負担が偏り、左腰部から下肢にかけてストレスが集中していたと考えられます。

つまり今回の問題は、
柔軟性ではなく「支える力と使い方のバランス」が崩れていたことにありました。

 

 

施術方針と内容

施術では、痛みの軽減と同時に、負担のかかり方を変えることを目的としました。

まず、腰部の過緊張を緩和しながら、骨盤のバランスを調整。
そのうえで股関節と下半身の動きを引き出し、腰に頼らずに支えられる状態を作ります。

さらに、臀部の働きを引き出し、体幹と下半身が連動して動く状態へ調整。

ポイントは、「伸ばすこと」ではなく「支えられる状態を作ること」です。

セルフケアの内容も見直し、現在の状態に合った方向へ調整しました。

 

施術後の変化

施術後は、動作時の腰の痛みが軽減し、立ち上がりや歩行がスムーズに。

「動くときの不安が減った」
「腰だけで頑張っていた感じがなくなった」

といった変化を実感されていました。

身体全体で支えられる感覚が出てきたことで、負担の偏りも軽減している状態でした。

 

 

まとめ|腰痛でお悩みの皆様へ

腰痛は、ケアをしていないから起こるとは限りません。

特に、
毎日ストレッチしているのに痛い
仕事で負担がかかる
同じ場所に繰り返し痛みが出る

このような場合は、「柔らかさ」ではなく「支える力や使い方」に問題があることが多くあります。

また、ケアの内容が今の状態に合っていない場合、かえって負担を増やしてしまうこともあります。

同じように、「しっかりケアしているのに良くならない」と感じている方は、一度身体の状態とアプローチの方向性を見直すことで、改善のきっかけにつながる可能性があります。

 

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