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本日は、『筋トレと格闘技中に発症した腰部痛|住之江区20代男性アスリート』の実例をご紹介します。
「一瞬“ピキッ”ときてから、ずっと腰に違和感が残っている」「動けないほどではないが、思い切り体を使えない」そんな状態でご来院されたのは、大阪市住之江区在住の20代男性。
キックボクシングジムのトレーナーとして働きながら、アマチュアで総合格闘技にも取り組む、まさに“身体が資本”の方です。
日常は、
・週6回 朝昼に総合格闘技の練習
・週6回 夜はキックボクシングジムのトレーナー
・日曜日のみフィットネストレーナー
という、ほぼ休みのない生活を送られています。
1ヶ月前、ベルトを巻いた状態でデッドリフトを行った後、ベルトを外してプレートを片付けていた際、疲労と気の緩みもあり、猫背姿勢のままプレートを持ち上げた瞬間に、腰椎4〜5番付近に「ピキッ」という痛みが走りました。その後も違和感が抜けないまま練習を継続。受診前日、総合格闘技のスパーリング中に腰の締め技を受け、抜け出そうと体を勢いよく右に回旋させた瞬間、右腰部に再び「ピキッ」とした痛みが発生しました。湿布を貼って安静にしてみたものの変化はなく、「このまま続けるのは危険かもしれない」と感じ、当院を受診されました。
もともと反り腰傾向があり、腰部の筋肉に緊張が入りやすい体型でした。1ヶ月前の負傷以降、無意識のうちに腰椎をかばう動きが増え、腰部の筋肉、とくに右側が優位に働く状態が続いていました。
その結果、
・右腰部の筋緊張が慢性化
・左右の筋バランスが崩れる
・回旋動作時の負担が右側に集中
という状態が形成されていました。
可動域を確認すると、
・左回旋:約70度
・右回旋:痛みを伴い約20度
と、右側は強い制限がかかっており、瞬発的に体を右へ回旋したことで、限界を超えたストレスが一気に腰部へ加わったと考えられます。
単なる「使いすぎ」ではなく、“かばい続けた結果として作られた偏り”が、今回の再発の引き金になっていました。
競技を続けながら回復させるため、
・腰椎と骨盤の連動性の回復
・左右差の大きい筋緊張パターンのリセット
・回旋動作に耐えられる体の再構築
を目的に施術を行いました。
具体的には、
・腰椎〜骨盤周囲の調整
・過緊張した右腰部のリリース
・体幹と股関節の連動改善
・回旋動作時の負担分散
を軸に進めています。
また、
・トレーニング後の身体の使い方
・疲労が溜まっているときのフォーム意識
・再発を防ぐセルフケア
についても、競技特性に合わせて指導しました。
施術後は、
・腰部の張り感が軽減
・右回旋時の引っかかり感が減少
・動作時の「怖さ」が和らぐ
といった変化がみられました。
「体を回すのが楽になった」「腰が一枚板みたいじゃなくなった」と、動作の質の変化を実感されています。
アスリートやトレーナーの方は、
・多少の痛みは我慢できる
・動けるうちは大丈夫
と考えがちです。
しかし実際には、
・一度できた“かばい癖”
・左右差の固定
・回旋や瞬発動作の偏り
が積み重なることで、ある瞬間に“限界”として表面化します。
特に、
・反り腰
・高頻度トレーニング
・回旋動作の多い競技
が重なる場合、腰部は常に“限界ギリギリ”で使われ続けています。
「まだ動ける」ではなく、「今だからこそ整える」ことが、競技寿命を伸ばす最大のセルフディフェンスになります。
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