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本日は、『繰り返す「ギックリ首」の正体|貝塚市20代歯科衛生士の実例』をご紹介します。
「また首が動かなくなった」「今回は右側だけ、首を倒すとズキッと痛む」「仕事もあるし、このまま放っておくのが不安…」そんな思いでご来院されたのは、大阪府貝塚市在住・20代女性。職業は歯科衛生士で、日常的に“下を向いた姿勢”が続くお仕事です。
来院時の背景とお悩み
4日前、特に思い当たるきっかけもないまま、突然右首に痛みが出現。
・首を横に倒すと強い運動時痛が出る
・可動域が大きく制限される
・動かすのが怖い
といった状態になりました。
ちょうど心斎橋へ美容室に行く予定があり、その“ついで”にホットペッパーで整骨院を検索。「今のうちに何とかしておきたい」という思いから、当院へご来院されました。これまでにも、数か月に1度のペースで“ギックリ首”を繰り返しており、ご本人の中でも「もうクセになっている気がする」という不安を抱えておられました。
また、
・自宅や職場の近くに通いやすい整骨院がない
・痛みが出たときに“我慢するしかない”
という環境も、不調を長引かせる一因になっていました。
身体評価と原因の考察
姿勢と動作を確認すると、
・強いストレートネック
・顕著な巻き肩
・脊椎と骨盤の歪み
・頭部が前方に突き出た姿勢
がみられました。
過去には胸郭出口症候群を発症した既往もあり、それほどまでに姿勢の崩れが強い状態でした。
歯科衛生士という職業柄、
・患者さんの口元を見る
・前屈みで細かい作業を続ける
・長時間、同じ姿勢を保つ
といった動作が日常的に続きます。
その結果、
「首が“構造的に無理をさせられ続ける環境”」が作られ、
・筋肉は常に緊張
・関節の遊びは減少
・少しの動作でも限界を超えやすい
という状態になっていました。
今回の“ギックリ首”は、突然起きたように見えて、「すでに限界に近づいていた首に、ほんの少しの負荷が加わった結果」として発症したものと考えられます。
施術方針と内容
このケースで最優先となるのは、
・これ以上炎症を悪化させない
・首だけに負担が集中する状態を解除する
・“動かせない首”から早期に脱却させる
という点です。
施術では、
・頚部への強い刺激は避け
・肩甲帯、胸郭、背部の緊張を緩和
・首が“頑張らなくて済む土台”を整える
ことを中心に進めました。
また、
温めながら牽引を行うマシーンも併用し、
・筋緊張の緩和
・循環の改善
・可動域の回復を促進
する環境を作っています。
あわせて、
・仕事中の首の使い方
・下を向く時間が長い職業ならではの注意点
・再発を防ぐための簡単なセルフケア
についてもお伝えしました。
施術前後の変化
施術後は、
・首を動かしたときの“鋭い痛み”が軽減
・側屈時の可動域が少し戻る
・「動かすのが怖い」という感覚が和らぐ
といった変化がみられました。
「さっきより、首が楽です」「動かしても“ビクッ”としなくなりました」と、“固まったまま”ではないことを実感され、安心した表情を見せてくださいました。
まとめ|ぎっくり首・急な首の痛みでお悩みの方へ
ギックリ首は、「たまたま変な動きをしたから起きた」だけではありません。
多くの場合、
・ストレートネック
・巻き肩
・長時間の前傾姿勢
・骨格の歪み
といった“下地”があり、そこに一つの動作が引き金として加わることで、急性痛として表面化します。
特に、
・下を向く時間が長い仕事
・姿勢を崩したままの作業
・ケアできる環境が少ない
こうした条件が重なると、「首は常に限界ギリギリで使われ続ける」状態になります。繰り返すギックリ首は、“クセ”ではなく、「身体が出し続けているSOS」です。そのサインを無視せず、構造から整えていくことが、“次の一回”を防ぐための最短ルートになります。
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