
本日は、「下を向いたときに首に違和感がある」とお悩みで遠方からご来院いただいた大学生の男性の症例をご紹介します。首や肩まわりの違和感は日常生活に支障をきたすことが多く、特にストレートネックが原因となっているケースは近年増えています。同じようなお悩みを抱えている方にとって参考になれば幸いです。
患者様は、下を向いたときに首に強い違和感を感じることが増えたため、「ストレートネックが原因ではないか」と考え、ストレートネックを改善できる整体院を探して当院へご来院されました。昔から食べても太らず、筋肉がつきにくい体質で、その影響もあってか猫背姿勢や肩の巻き込みが気になり、「姿勢の悪さが首の症状に関係しているのではないか」という不安もお持ちでした。首の違和感は勉強中やスマートフォン使用時に特に強く感じられ、集中力にも影響しているとのことでした。
姿勢評価を行ったところ、首の前弯カーブが減少しているストレートネックの傾向が明確に見られました。さらに肩甲骨周囲の筋肉は硬く、胸まわりの柔軟性も低下しており、呼吸が浅くなることで上半身全体に負担がかかっている状態でした。体幹や下半身の筋力バランスも弱く、全身的な筋肉量不足が姿勢維持を困難にしていることが首への負担につながっていると考えられます。

初回は首や肩まわりの筋緊張を和らげるために、手技療法による深部筋調整を中心に行いました。さらに、肩甲骨と胸郭の動きを改善するストレッチ、骨盤から頭部までをつなぐラインを整える全身整体を組み合わせ、首への負担を軽減。セルフケアとして、呼吸を深める簡単なエクササイズもお伝えしました。
施術後は、下を向いた際の首の違和感が軽減され、「首が軽くなった」と実感していただけました。また、肩の位置が自然に後方へ引かれ、胸が開きやすくなり、呼吸が深くしやすい状態に改善しました。

今回のケースでは、ストレートネックの改善と全身の筋力バランス向上がポイントとなります。週1回のペースで整体を行いながら、筋力アップを目的としたパーソナルトレーニングを併用することで、首への負担を根本から解消していく予定です。また、普段の生活で意識すべき姿勢や、スマートフォンの使用時の工夫についてもアドバイスを行いました。
ストレートネックは、首だけでなく肩こりや頭痛、猫背など全身の不調に影響を及ぼすことがあります。特に筋肉量が少ない方や長時間スマートフォンやPCを使う方は、日常生活での習慣改善と正しい施術の両立が重要です。同じような首の違和感やストレートネックでお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
\ ストレートネックでのお悩み /
スマホ首にも骨格矯正。