本日は、大阪万博を訪れるために来日された台湾からの観光客の方が、腰痛を訴えて当院へ初めてご来院されました。
患者様は大阪万博を楽しみに来日され、観光や長時間の移動を繰り返す中で腰に強い痛みを感じるようになったとのことでした。飛行機での長時間の座位姿勢や、観光地での歩行距離の増加により、腰部の筋肉に過度な負担がかかり、特に前かがみや立ち上がる動作で強い痛みが出ると訴えておられました。症状は腰の中央から右側にかけての鈍い痛みで、歩行時に身体を傾けてしまうほどの状態でした。また、普段はオフィスワーク中心の生活をされており、運動習慣がほとんどないことから、腰まわりの筋肉量が少なく、急激な負荷に耐えられなかったことも原因の一つと考えられます。
初期評価では、腰部の筋緊張が著しく、特に腰椎周辺の可動域制限が顕著に見られました。骨盤の歪みも確認され、長時間の旅行による不良姿勢が腰痛を悪化させている可能性が高いと判断しました。
初回は痛みの緩和を目的とした施術を中心に行いました。
・腰部から骨盤周囲の筋緊張を緩める整体
・血流改善を促す軽度の手技療法
・無理のない範囲でのストレッチ指導
施術後には前かがみ動作での痛みが軽減し、歩行姿勢も改善が見られました。
旅行中でも腰に負担がかかりにくい歩行方法や、簡単にできるセルフストレッチをご案内しました。帰国までにもう一度来院し、状態を確認しながらケアを継続する予定です。
観光やイベント参加などで急な腰痛にお困りの方は、我慢せず早めにご相談ください。当院では、旅行中の急性腰痛にも対応し、その日の体調に合わせたオーダーメイドの施術を行っております。