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ぎっくり首の原因や症状&受診の目安を大阪の接骨院が解説

「ぎっくり首かも…」

首に走る急激な痛み。

そんな痛みは、ぎっくり首の可能性があります。

ただし、ぎっくり腰に比べて認知度が低いぎっくり首。ゆえに、ぎっくり首の原因や症状がわからずに戸惑う人も少なくありません。

本ページでは、そんなぎっくり首の原因や症状を、大阪「グレフル鍼灸接骨院 整体院 心斎橋」がくわしく解説させていただきます。

 

ぎっくり首とは?

ぎっくり首とは、首に突然激しい痛みが生じる症状を指します。ぎっくり首は正式な疾患名ではなく、医学的には「急性頸部痛」と呼ばれることが多いです。

朝起きた瞬間や何気ない動作をした際に、首に電気が走るような鋭い痛みを感じることが特徴的な症状です。

この症状は頸椎(首の骨)周辺の筋肉や靭帯、関節に急激な負荷がかかることで発生します。

特に首を支える深層筋や表層筋が緊張状態になり、炎症を起こすことでぎっくり首が生じます。

ぎっくり腰と同様に、一度発症すると日常生活に大きな支障をきたすことが多く、早期の適切な対処が重要になります。

年齢を問わず誰にでも起こる可能性がありますが、特にデスクワークが多い方や首に負担をかけやすい生活習慣を持つ方に多く見られる傾向があります。

適切な知識を持って予防と対処を心がけることで、症状の悪化を防ぐことができるでしょう。

 

ぎっくり首の症状

ぎっくり首の症状は以下のとおりです。

 

首への痛み

ぎっくり首の最も代表的な症状は、首に生じる激しい痛みです。

この痛みは「刺すような」「電気が走るような」と表現されることが多く、突然発症するのが特徴となります。痛みの強さは個人差がありますが、軽度なものから動くことすら困難になるほど激しいものまで様々です。

痛みの場所は首の後ろ側(後頸部)に現れることが最も多く、首の付け根から頭の後ろにかけて広がることもあります。

また、片側だけに痛みが集中する場合もあれば、首全体に痛みを感じる場合もあります。

痛みは安静にしていても持続することが多く、特に朝の起床時や長時間同じ姿勢を取った後に強くなる傾向があります。時間の経過とともに痛みの性質も変化し、初期の鋭い痛みから徐々に重だるい鈍痛へと移行していくことが一般的です。適切な処置を行えば数日から1週間程度で改善することが多いものの、放置すると慢性化する可能性もあるため注意が必要になります。

首・肩の動きの制限

痛みと併せて現れる重要な症状が、首や肩の動きの制限です。

ぎっくり首になると、首を前後左右に動かすことが困難になり、特に痛みが強い方向への動きが著しく制限されるます。この動きの制限は筋肉の緊張と炎症によって引き起こされ、無理に動かそうとするとさらに強い痛みを生じます。

最も制限されやすい動きは首の回旋(振り返る動作)で、痛みがある側への回旋が特に困難になることが多いです。また、首を上下に動かす動作(頷く、見上げる動作)や左右に倒す動作も制限され、日常生活の様々な場面で不便を感じることになります。

肩の動きにも影響が及ぶことがあり、肩を上げる動作や腕を大きく動かす動作の際に首に響くような痛みを感じることもあります。

この動きの制限により、車の運転時の後方確認や洗髪、着替えなどの日常動作が困難になり、生活の質が大幅に低下する可能性があります。

症状が改善するにつれて徐々に可動域も回復していきますが、完全な回復までには適切なケアが重要です。

 

ぎっくり首の原因

ぎっくり首の原因は以下のとおりです。

 

頸椎への急激な負担

ぎっくり首のおもな原因は、頸椎(首の骨)とその周辺組織への急激で過度な負担です。

この負担は様々な日常動作で発生し、特に首が無防備な状態での突然の動きや不自然な姿勢が引き金となることが多いです。

最も典型的な例として、朝の寝起きに急に起き上がった時や、振り返る動作を勢いよく行った時などが挙げられます。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による「ストレートネック」の状態も、ぎっくり首のリスクを大幅に高める要因となります。正常な首の湾曲が失われることで、頸椎への負担が慢性的に蓄積され、ちょっとした動作でも症状を引き起こしやすくなるのです。また、枕の高さが合わない状態での睡眠や、うつ伏せで本を読むなどの不良姿勢も首への負担を増大させます。

スポーツや重い物を持つ際の急激な動作、咳やくしゃみなどの反射的な動作でも発症することがあります。特に運動不足により首周りの筋力が低下している状態では、わずかな負荷でも筋肉や靭帯を痛める可能性が高くなるため、日頃からの姿勢管理と首周りの筋力維持が予防において重要な要素となるでしょう。

 

特に思いあたる原因がない場合もある

意外に思われるかもしれませんが、ぎっくり首は特に思い当たる原因がなく突然発症することも少なくありません。

これは長期間にわたって蓄積された首への負担が限界に達し、日常の何気ない動作をきっかけに症状が表面化するためです。例えば、朝目覚めた瞬間にすでに痛みを感じているケースや、軽く首を動かしただけで激痛が走るような場合などがあります。

このような場合の背景には、慢性的な筋肉の緊張状態や血流不良、睡眠中の不適切な姿勢などが隠れていることが多いです。日常生活の中で無意識に取っている姿勢や動作の積み重ねが、徐々に首の組織にダメージを与え続け、ある日突然症状として現れるのです。ストレスによる筋肉の緊張や、季節の変わり目の気候変化なども発症の引き金になることがあります。

また、加齢による筋力低下や関節の柔軟性の減少も、原因が明確でないぎっくり首の発症に関わっています。

40代以降では特に、若い頃と同じような動作でも首への負担が大きくなりやすく、予期せぬタイミングで症状が現れることがあるでしょう。このため、原因が思い当たらない場合でも適切な対処と予防策を講じることが、再発防止のために非常に重要です。

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医療機関を受診する目安

ぎっくり首の多くは適切なセルフケアで改善しますが、症状が1週間以上継続する場合は医療機関への受診をおすすめします。

通常であれば数日から1週間程度で痛みや動きの制限が軽減されるため、この期間を超えても改善が見られない場合は、より深刻な問題が隠れている可能性があるためです。その他の受診の目安として、発熱を伴う場合、頭痛やめまいが強い場合、痛みが日に日に悪化している場合なども挙げられます。また、痛み止めを服用しても全く効果がない場合や、夜間の安静時にも激しい痛みが続く場合は早期の医療機関の受診が必要です。

 

ぎっくり首でお悩みなら大阪「グレフル鍼灸接骨院 整体院 心斎橋」へ!

ぎっくり首でお悩みの人は、大阪のグレフル鍼灸接骨院 整体院 心斎橋へお任せください!

当院では、これまで多くのぎっくり首の施術を行ってきた経験から的確な施術を提供いたします。早期の痛みの緩和に加えて、ぎっくり首の原因を特定し改善することで再発リスクを可能な限り減らすことができます。

ぎっくり首や発生原因によっては健康保険の適応にある場合がございます。

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