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本日は、『洗髪中に起きた「ギックリ首」|西区20代女性の急性頚痛の実例』をご紹介します。
「シャンプー中に、首に“ピキッ”と激痛が走った」「そこから首がほとんど動かなくなった」「少しマシになったのに、お酒を飲んだ後にまた悪化した」
そんな状態でご来院された、大阪市西区在住・20代女性のケースです。
職業は自営業。夜職というライフスタイルのため、睡眠リズムや飲酒の頻度が高く、身体への負担が蓄積しやすい生活環境でした。
来院時の背景とお悩み
5日前、洗髪中に首を前に屈めた瞬間、首に「ピキッ」とした強い痛みが走りました。
その直後から、
・首を動かすと痛む
・前に倒せない
・後ろに反らせない
・左右に回すのもつらい
といった症状が出現。
一時的に痛みは軽減したものの、飲酒後に再び悪化したことで不安が強くなり、「このまま放っておくのは怖い」と感じてご来院されました。
身体評価と原因の考察
姿勢と動作を評価すると、
・ストレートネック
・強い巻き肩
・足を組む癖
・骨格全体の歪みが大きい
といった特徴がみられました。
首の可動域は、
・前屈:約20~30度
・回旋:約20~30度
・後屈:約10度
と、著しく制限されており、動かそうとすると鋭い痛みが出る状態でした。
このケースでは、「もともと骨格のバランスが崩れ、首や肩の筋肉に常に負担がかかりやすい状態」のまま、「前屈みで洗髪をする」という負荷の高い姿勢を取ったことで、急激に頚部の筋・関節にストレスが集中し、急性の頚部痛、いわゆる“ギックリ首”を発症したと考えられます。
飲酒後に痛みが増したのは、
・血流変化
・炎症反応の増強
・睡眠の質の低下
などが重なり、回復途中の組織に再び負担がかかったためと推測されます。
施術方針と内容
この段階で最優先となるのは、
・炎症を悪化させない
・これ以上可動域を失わせない
・首だけに負担が集中しない状態を作る
という点です。
施術では、
・頚部への直接的な強刺激を避け
・肩甲帯と胸郭の緊張を緩和
・首が“頑張らなくて済む環境”を整える
ことを中心に進めました。
あわせて、
・痛みが強い期間の過ごし方
・洗髪やスマホ操作時の姿勢
・飲酒時の注意点
など、回復を早め、再悪化を防ぐための生活指導も行っています。
施術前後の変化
施術後は、
・首を動かしたときの“引っかかり感”が軽減
・前屈・回旋の可動域がわずかに拡大
・「動かすのが怖い」という感覚が減少
といった変化がみられました。
「さっきより首が軽い」「少し動かせるようになった」と、“固まったまま”ではないことを実感され、安心した表情を見せてくださいました。
まとめ|ぎっくり首・急な首の痛みでお悩みの方へ
ギックリ首は、「たまたま変な動きをしたから起きた」だけではありません。
多くの場合、
・ストレートネック
・巻き肩
・骨格の歪み
・日常姿勢の癖
といった“下地”があり、そこに一つの動作が引き金として加わることで、急性痛として表面化します。「一度落ち着いたから大丈夫」と思って普段通りに戻すと、今回のように再燃することも少なくありません。
首は“日常動作の要”。
だからこそ、
・早めに整える
・負担のかからない使い方を知る
この2つが、回復スピードと再発率を大きく左右します。
ギックリ首は、「たまたま起きた事故」ではなく、「身体が出した限界のサイン」。その意味を正しく受け取ることが、次の痛みを防ぐ一歩になります。
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