「あぐらが腰痛の原因になる」
信じられませんよね。
日本の伝統的な座り方のあぐらは、リラックスできる姿勢として多くの方に親しまれています。
しかし、長時間のあぐら姿勢は骨盤のバランスを崩し、腰痛の原因となることがあるのです。
本ページでは、あぐらが腰痛を引き起こす理由と効果的な対策について大阪の整骨院の視点からくわしく解説いたします。
頻繁にあぐらをかく人はぜひ最後までご覧ください。
目次
あぐらとは、床に座って両足の裏を内側に向け、足を交差させて座る姿勢のことを指します。
日本の伝統的な座り方のひとつで、正座と比べてリラックスできることから、くつろぎの場面でよく見られる姿勢となっています。
あぐらは「胡座」と漢字で書き、もともとは中央アジアの遊牧民が取っていた座り方とされています。
日本には仏教とともに伝わったという説もあり、長い歴史を持つ座り方なのです。
日本人に古くから親しまれているあぐら。
そんなあぐらが腰痛の原因になっているかもしれないと聞いて半信半疑になる気持ちはわかります。
では、なぜあぐらが腰痛の原因になるのでしょうか。以下でくわしく解説していきます。
あぐらをかくと、骨盤が後ろに傾く「後傾姿勢」になりやすい特徴があります。
本来、骨盤は適度な前傾(前に傾いた状態)を保つことで、腰椎の自然なカーブを維持し、体全体のバランスを支えています。
しかし、あぐらをかくと骨盤が後ろに倒れ、この理想的なバランスが崩れてしまうのです。
骨盤が後傾すると、腰椎にかかる負担が増加します。
通常、腰椎は前方に緩やかなカーブを描いていますが、骨盤が後傾すると腰椎のカーブが減少または逆転し、腰部の筋肉や靭帯に過度の緊張が生じることになります。
この状態が続くと、腰部の筋肉は疲労し、痛みを感じるようになるのです。
また、あぐらをかくことで左右の骨盤の高さにも差が生じやすくなります。
片方の足を強く曲げる癖がある場合、骨盤が歪み、脊柱全体のバランスが崩れることに繋がります。
骨盤は体の土台となる重要な部分であり、ここのバランスが崩れると上半身を支える機能が低下し、慢性的な腰痛の原因となるリスクが高まるのです。
横座り・お姉さん座りも同じ理由から腰痛になりやすいと言われています。
◎お姉さん座り(横座り)ができない理由を大阪の整骨院が解説⇒
あぐらをかいて座ると、自然と上半身が丸まり、猫背の姿勢になりやすい傾向があります。
これは骨盤の後傾と密接に関連しており、骨盤が後ろに倒れることで脊柱全体のバランスを保つために上半身が前かがみになるためです。
猫背姿勢では、背骨が本来の自然なS字カーブを失い、胸椎の後弯(後ろへのカーブ)が強くなります。
この状態では、背中の筋肉が過度に伸ばされ、腰部の筋肉は逆に緊張状態が続きます。
長時間この姿勢を続けると、背中から腰にかけての筋肉バランスが崩れ、腰の特定の部位に負荷が集中することになるのです。
また、猫背になると頭の位置が前方に出るため、首や肩の筋肉にも大きな負担がかかります。
これにより、腰痛だけでなく肩こりや首の痛みも併発しやすくなり、全身のコンディションを悪化させる原因となります。
スマートフォンやテレビを見ながらあぐらをかいている時などは特に猫背になりやすく、気づかないうちに体への負担が蓄積していることも珍しくありません。
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あぐらで腰痛にならないための対策は以下のとおりです。
あぐらをかくときに最も重要なのは、骨盤を正しい位置に保つことです。
骨盤を「立てる」とは、後傾させずに適度な前傾位を維持することを意味します。
骨盤が正しい位置にあれば、腰椎の自然なカーブが保たれ、腰への負担が軽減されます。
骨盤を立てるためには、座布団やクッションを活用するのが効果的です。お尻の下に厚めの座布団を敷くことで、自然と骨盤が前傾位になり、腰椎のカーブが維持されやすくなります。
また、あぐらをかくときは意識的に背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締めることで骨盤の位置を安定させることができます。
ただし、背筋の伸ばし過ぎは筋肉に過度な緊張をもたらす可能性があるため、やり過ぎは注意です。
腰痛予防の観点からは、あぐらをかく時間をできるだけ短くすることが大切です。
どうしてもあぐらをかく必要がある場合は、一度に長時間続けるのではなく、こまめに姿勢を変えるよう心がけましょう。
例えば、あぐらと正座を交互に行ったり、時々立ち上がって体を伸ばしたりすることで、同じ姿勢による負担を分散させることができます。
長時間の座り作業が必要な場合は、床ではなく適切な高さの椅子を使用することをおすすめします。
床に座る習慣がある方でも、低めの椅子やあぐら用の専用チェアなどを活用することで、骨盤への負担を軽減しながらリラックスした姿勢を保つことが可能です。
特に腰痛持ちの方は、あぐらの時間を積極的に減らし、体への負担が少ない座り方を選択することが重要となります。
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