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「子宮内膜が薄い」「着床しづらい」といったお悩みを抱える妊活中の方にとって、体の内側から整えるケアは非常に重要です。ホルモン治療やサプリだけに頼らず、内臓と骨盤のバランスを整えることで、妊娠しやすい体をつくるという考え方が近年注目されています。
本記事では、整体による内臓調整と骨盤調整によって子宮内膜を厚くし、着床率を高めるための理論と実践ポイントをご紹介します。
子宮内膜が育ちにくい背景には、加齢やホルモンバランス以外にも血流の滞りや内臓の位置異常など、「体の内側の不調」が関わっていることが少なくありません。
● 骨盤のゆがみにより内臓が圧迫されている
● 子宮や腸が冷えて血行が悪くなっている
● 内臓下垂により子宮の位置が変化している
こうした状態を改善するのが、「内臓調整×骨盤調整」というアプローチです。
子宮は骨盤の中心に位置しており、骨盤のゆがみや傾きは、子宮への血流・神経伝達・リンパ循環に直接影響を与えます。骨盤調整によって左右差や前後バランスを整えることで、骨盤内の巡りを良くし、子宮内膜が育ちやすい環境に導くことができます。
また、姿勢の崩れや骨盤の開きは、内臓下垂を招きやすく、子宮が本来の位置からずれて機能低下を起こすこともあります。骨盤調整は単なる骨格の矯正ではなく、内臓の支え直しにもつながるのです。
内臓調整とは、腹部や肋骨周辺をソフトに調整し、内臓の位置と可動性を回復させる施術です。以下のようなメリットがあります。
● 子宮・卵巣・腸への血流と酸素供給が高まる
● 内臓の緊張や癒着がほぐれ、機能が高まる
● 自律神経が整い、ホルモン分泌が安定する
とくに子宮と腸の位置関係は密接で、腸のハリや便秘が子宮を圧迫してしまうケースもあります。内臓調整で腸の動きと位置を改善することで、子宮内膜の血流環境が整いやすくなります。
子宮内膜が厚くなるためには、そこに十分な血液が届いていることが大前提です。血流が悪いと、内膜が薄いだけでなく、着床してもそのまま維持しづらくなるリスクが高まります。
整体では、以下のような血流促進ポイントを整えます:
● 骨盤周囲(腸腰筋・大腿筋膜張筋など)
● 腹部(腸・子宮・胃の深部)
● 足首・ふくらはぎ(末端循環)
これらを緩め、全身の循環を整えることで、子宮への血液供給がスムーズになり、ふかふかの内膜が育ちやすくなります。
妊活整体や不妊整体では、以下のような施術が行われることが多くあります。
● 骨盤矯正(左右差・傾きの調整)
● 内臓調整(腹部のリリース・位置調整)
● 自律神経調整(背骨や頭部のゆがみ改善)
これにより、排卵から着床、着床維持に至る体の土台が整い、自然妊娠のサポートになる可能性があります。
子宮内膜が厚くならない理由は、ホルモンだけでなく体の構造や内臓の位置・血流不良といった“見えない問題”が影響していることも多くあります。
内臓調整と骨盤調整によって、子宮の位置・血流・周囲の臓器との関係性を整えることで、妊娠に必要な土台がつくられていきます。
「何をしても変わらない」と感じている方こそ、ぜひ“身体のめぐり”に目を向けることで、妊活の新しいヒントになるかもしれません。
\ 妊娠しやすい身体づくり /
骨盤矯正&内臓調整